01 はじめまして
"突然の訪問者 "
written by きょん
「来週からアメリカに行く ことになった。2週間ほどで帰れるだろう。」

玄関先で靴を脱ぎながら、マヤに背を向けたまま真澄が言った。
珍しく早い時間にやってきたと思えば、いきなりこのセリフだった。。
マヤは真澄から受け取ったブリーフケースを抱えたまま開いた口が塞がらなかった。

お互いの思いが通じるようになって半年。
今では週末に真澄がマヤのマンションで過ごすのが当たり前になってきた。
結婚まで秒読みだった真澄の婚約解消をマヤのせいだと思っている速水家のことを思うと、マヤはこうして週末に真澄が来てくれることも、うれしい反面後ろめ たい気もしているのだ。だから、平日に真澄がここに泊まっていくことは絶対に許さなかった。
そうでなくても、二人ともなかなかスケジュールが合わなくて一緒にいられない。
やっと二人とも休みが取れそうなこの週末。マヤは珍しく舞台の後2週間のオフをもらっていて、二人でどう過ごそうかとあれこれ楽しみにしていたのだった。
先週まではたとえ自社株が暴落したって休みは確保すると笑っていたのに、何か重大なことがおこっているのだろうか?

「なんで?社長自ら行かなきゃいけないような大変な仕事なの?何かあったの?」

リビングに入っていく真澄の背中に向かってマヤが問いかけた。
上着を脱ぎ椅子に掛け、ネクタイを緩めながら、心配そうな瞳をして尋ねるマヤの頭をポンポンと軽く叩いて見せた。

「心配するようなことじゃないよ。最初の予定では来年に行う向こうのミュージシャンの来日公演と、公開される映画のプロモーションの打ち合わせだけだった んだ。それだけなら俺がわざわざ出向かなくてもよかったんだか・・・」

改めてマヤを見つめ直すと、大事そうにブリーフケースを抱えたマヤが真澄を見つめ返した。何か自分にも関係がありそうだと察したのだろうか。
真澄は椅子に座ると、マヤの腕の中からブリーフケースを取り返し、いくつかの企画書をマヤにみせた。それは来年春からの紅天女のアメリカ公演に関するもの だった。

「紅天女に海外公演の要請があった。ニューヨーク、ワシントン、ロサンゼルス、その他アメリカのいくつもの大都市がキミを観たがっている。誘致している劇 場が紅天女を公演するのに相応しい劇場かどうか、自分の目で確かめてきたいんだ。これだけは他人任せにしたくないからね。」

アメリカで公演ができるなんて夢のようだ。マヤの瞳がパァっと輝いた。

「ホントに?ホントにアタシがアメリカで公演できるの?」

素直にクルクルと表情を変えるマヤを見ながら、真澄は立ったままのマヤをそっと抱き寄せた。

「あぁ、この公演が成功したらアメリカどころか、中国やイギリスやフランス・・・世界中から招待されるかもしれないぞ。」

「またぁ!速水さんたら大げさなんだから!でも、そういうことなら仕方ないわ。寂しくなるけど許してあげる。気をつけて行ってきてね。」

真澄の肩にもたれてコロコロと笑うマヤに「2週間も会えなくて寂しいのは俺のほうかもしれないな」と自嘲気味に呟いてみた。

そして日曜の夜、そろそろ真澄が速水の家に戻る時間が近づいていた。

真澄はマヤを抱き寄せて別れを惜しんでいた。

「じゃ、いってくる。できるだけヒマを見つけて電話するから。帰ったら、一番にここに来る。俺の帰ってくる所はここだけだよ。」

マヤは真澄の腕の中で「うん。待ってる。」と頷いた。

マンションのドアを閉めるとき、真澄が「浮気するなよ」と捨てぜりふを残していった。
誰もいないドアに向かってマヤは「バカ、お互い様でしょ」と呟いた。






翌日、朝からいいお天気だったがマヤの気は晴れない。むしろ、この先の2週間のオフを一人で過ごすのかと思うと気が重くなっていた。

「あーあ、速水さんも行っちゃったし、何かヒマ潰し探さないといけないな。こういう時ホントにアタシって無趣味よね。どうしようかな。」

掃除や洗濯を終えてぼんやりとベランダで日向ぼっこをしていたマヤだったが、突然ドアホンがマヤのヒマを潰す音を立てた。

「え?誰?このマンションに私が住んでいることは一部の人しか知らないはずなのに。」

おそるおそるインターフォンのモニターをのぞいてみると、そこには小学生くらいの男の子が小さなボストンバックをぶら下げてモニターを見上げていた。

「あの・・・どちら様ですか?」

マヤは最初、親戚を頼って上京してきた近所の子が部屋を間違えたんだろうくらいにしか考えていなかった。しかし、少年のはっきりとした次の言葉がその脳天 気な考えを打ち砕いた。

「ここに速水真澄っていう人はいますか?僕のお父さんなんです。会わせて下さい。」

頭から足の先まで血の気が引いていくのが自分でもわかった。手足が震えて動けなかった。
『何かの間違いだ』…頭の中では同じ言葉が壊れたCDのように繰り返されているが、震える手はドアのロックを外し、少年を招き入れてしまった。

「お邪魔します。ぼく、佐伯香澄といいます。香るにさんずいへんの『すみ』と書きます。小学校4年生です。」

「か、香澄くん…?」

帽子を脱いで礼儀正しく挨拶をした少年は、ちゃんと靴をそろえてリビングに入っていった。マヤはヨロヨロと壁づたいにその後をついて行った。

リビングに入ると、マヤは震える声でようやく疑問を口にした。

「本当に速水さんの子どもなの?どうして?なぜここへ?誰に聞いたの?」

自分でも子ども相手に支離滅裂なことを言っているのはわかっているが、真っ白になった頭からはまともな質問など思いつきもしなかった。
そんなマヤに対して香澄と名乗る少年はいたって落ち着いていた。

バックを床に置くと椅子に座り、マヤに向かってここに来た経緯を話し始めた。
マヤは突っ立ったままで香澄の話を聞いていた。

「本当は速水のお屋敷の方に行ったんです。母さんからはそこの場所しか聞いてなかったから。でもあそこでは短いあごひげのおじさんに『お前もお前の母親も 知らない、聞いたこともない。変な言いがかりをつけずにさっさと立ち去れ。』って玄関で追い返されちゃって・・・。それでも粘っていたら、そのおじさんが 『そんなに会いたければ、向こうのマンションに行ってみるがいい。さぞあの女も驚くだろう。』って、ここの場所を教えてくれたんです。」

真澄がいつも話してくれる執事の朝倉のことだとすぐに気がついた。マヤはまだ会ったこともない朝倉の顔が浮かんだような気がした。ふと見ると、香澄の持っ ているメモには住所と、ご丁寧にもこのマンションの地図まで書いてあるではないか。確かに、朝倉ならこのマンションの場所を知っていてもおかしくはない。 マヤは妙に納得をした。

「アタシってよっぽど速水家に嫌われているんだわ。」

マヤは溜息を一つついて、改めてまじまじと香澄を見てみた。
真澄に似ていると言えば似ている。似ていないと言えば似ていない。そんなことを考えながらじっと見ていると、香澄のお腹がキューと鳴るのが聞こえた。気恥 ずかしくなってうつむく彼に、マヤは微笑んだ。

「お腹空いてるんだ?何か作ってあげる。ちょっと待ってて。」

マヤは冷蔵庫の残り物で炒飯を作り始めた。真澄の隠し子(なんて絶対に信じられないが!)のために料理をするなんて複雑な心境であったが、お腹が空いてい る子どもを放っておくわけにはいかない。黙って料理をするマヤの背中に香澄が疑問を投げかける。

「お姉さんはお父さんの何?お手伝いさん?」

その言葉を背中で聞きながらマヤは『まさか恋人なんて言えるわけないわよね。』と思いながら、「ま、そんなとこよ。」と曖昧に答えた。

炒飯を皿に盛り「はい、召し上がれ。」と、落ち着かない様子でキョロキョロと部屋を見回している香澄に差し出した。 香澄は炒飯を頬張りながら、肝心な事の答えをまだ聞いていないことを思いだした。

「あの・・それで・・・お父さんはここにはいないんですか?」

マヤは両手で頬杖をついて少年が食べるのを見つめていたが、少年から目線を外すと少し困ったような顔をした。

「う〜ん、いないっていうか、今日からいなくなっちゃったのよ。今日からアメリカに2週間。今頃は飛行機の中ね。」

本当は真澄にここにいて欲しかったのか、それともいてくれなくて良かったと思っているのか。マヤは自分でもよくわからない感情を持てあまし気味に答えた。
しばらくの沈黙の間、香澄はすっかり平らげてしまった炒飯に「ご馳走さま。」と言った後、俯きながら「そうか、いないんですか。」と残念そうに言った。

「あなたのお母さんは誰なの?どこにいるの?どうしてここに一人できたの?」

真澄の子だなんて認めたくない…それでも、香澄を目の前にしてマヤにはどうしても確認しておかなければいけないことがあった。
ただ、その答えを聞いたところで自分はどうするのだろう?もしかしたら真澄のことを嫌いになるのだろうか。そんなこと…でも、聞いておきたかった。
香澄がぽつぽつと話し始めた。

「お母さんは2ヶ月前に亡くなりました。それまでお父さんのことなんて話してくれなかったけど、亡くなる前に聞かされたんです。お母さんは昔、速水家でメ イドをしていて、そこでお父さんと知り合ったって。でも、お父さんのお父さんが身分が違うからって許してもらえなくて、お母さんは速水家を出たんです。だ から、お父さんには僕が生まれたことも知らせてないって。でも、きっとお父さんは僕をみたらわかってくれるから、お母さんは自分が死んだら速水家に行って 会って来なさいって言われたんです。」

「お母さんが亡くなった時にすぐお父さんに会いに行こうと思ったんだけど、誰もお父さんのこと信じてくれなくて。それで僕は今、施設に預けられています。 やっと今日、春休みだから親戚の家にしばらく泊まりにいくと言ったら外出の許可をもらえたんです。」

沈黙が続いた。マヤは心の中で『この子が10歳ってことは、速水さんが20歳くらいの時の子よね。アタシはその頃…やっぱり10歳くらいなんだ。』ヘンな ところで、真澄が自分よりずっと年上で大人であることを認識してしまった。黙ったまま香澄を見つめているマヤだったが、そんな沈黙に耐えられないように香 澄が口を開いた。

「お父さんがいないのなら仕方ないです。僕、帰ります。」

そう言って立ち上がり、バックを持とうとする香澄にマヤがあわてて問いかけた。

「帰るってどこに帰るの?施設って近いの?それともどこか他にアテはあるの?」

「僕、施設の人に春休み中は親戚の家に泊まるってウソをついて出てきたから、今更帰ってもウソがバレちゃって、もう二度と外へ出してもらえないかもしれな い。そうしたら本当にお父さんに会えなくなっちゃう。だから、公園ででも野宿して過ごします。途中で施設に電話するから大丈夫だと思います。」

寂しそうに呟いて香澄が玄関へ行こうとする。思わずマヤは香澄からからバックを引ったくり、ちょっと怒った顔でたしなめた。

「何言ってるの!小学生が野宿するなんて!着るものや食べ物はどうするのよ!寝るところはどうするのよ!夜になればまだ寒いのよ!それなのに…」

マヤは半分、涙声になっている。どうして香澄に対してこんなにムキになっているのか、自分でもよくわからない。香澄もマヤの剣幕にちょっと驚いたようなよ うな様子で見ている。マヤはどこか自分の境遇と似ている香澄をとにかく放っておくことはできなかった。

「とにかく、今日のところはウチに泊まっていきなさい。」

優しく諭すマヤにおずおずと香澄が遠慮がちに尋ねた。

「いいの?本当に?あの・・・お姉さんは・・・何て呼べばいいの?」

「あぁ、あたし?あたしの名前は北島マヤっていうの。そうね・・・マヤさんでいいわよ。」

お互いに警戒気味の二人だったが、香澄がここにくるのに初めて一人で電車に乗ったことや、学校での様子などを話すのを聞いていると、いつしか会話に笑いさ え混じるようになった。そうこうしている内に夕方になってしまい、夕食とお風呂を済ませると、マヤは自分の部屋へ香澄を案内してやった。疲労のためか香澄 は早々とマヤのベッドで眠ってしまった。

リビングのソファに座り込んで「さて、明日からどうしよう。」と悩んでいると電話が鳴った。マヤはあわてて受話器を上げた。思った通り真澄からだった。

『マヤか?無事に着いたよ。こっちは今、朝なんだ。どうだい?そっちは変わりないかい?』

無邪気に電話をしてくる真澄に『変わりないかですって?大ありよ!』と思いながら、マヤが香澄の事を話そうとした。

「速水さん、あのね今日、実はね・・・」

そこまでいいかけてハタと思う。自分は真澄に何を言おうとしているのか?『あなたの隠し子が来ている。』などと言ってどうするつもりなのか。万が一にも真 澄が肯定したら・・マヤは自分で自分をたしなめた。努めて明るい声で答える。

「ううん、ごめんなさい。何でもない。元気よ。」

「そうか?明日までプロモーションの打ち合わせで、明後日から劇場を廻ってくる。この後しばらく電話できないかもしれないから、今の内にキミの声を聞いて おこうと思って。」

「そう・・・気をつけて行ってきてね。おとなしく待ってるから。あの・・・速水さん・・・」

「うん?どうした?」

「好きよ。速水さんに何が起こったとしても私はあなたが好きよ。」

「・・・!どうしたんだマヤ?本当に何かあったんじゃないのか?」

「ごめんなさい。違うの。言ってみたかっただけ。顔見て言うの照れくさいから。」

「そうか?俺も愛してるよ。じゃ、おやすみ。」

「おやすみなさい。」と言って受話器を置いた。

「『浮気するなよ』なんて言っておきながら、浮気どころか隠し子がいるなんてシャレにもなんないじゃないの!」テーブルに突っ伏しながら嘆いてみたがどう しようもなく、真澄に用意してある部屋のベッドに横になった。しかし、明日からのことを思うとその晩はなかなか眠りにつけなかった。

そして・・・マヤと香澄の同居生活がスタートした。






香澄はよく気のつく子どもで、掃除も洗濯も炊事もマヤが苦手としている家事をとてもよく手伝ってくれた。買い物に連れて行っても、店のおじさんと交渉して 値切ってみたり、新鮮な野菜や魚を見つけるのもうまく、マヤを感心させていた。

マヤもできるだけ香澄を独りぼっちにしないよう、また退屈させないようにとデパートや動物園にも連れて行った。天気が良い日は公園を散歩したり、広場でバ トミントンに興じたりもした。

時折、真澄から電話があったが、マヤは香澄のことは一言も言わなかった。

「もしも本当にこの子が速水さんの子どもだとしたら、私が引き取ってあげよう。たとえ速水さんと結婚できなくてもこの子がいれば生きていけるわ!速水さん が反対したって構うもんですか!」

いつしかマヤの中には強い決意が生まれていた。それほど香澄はマヤによく懐いていた。

香澄がマヤのマンションに来て10日余りが経っていた。その日の朝、いつものようにマヤがリビングへ起きてくると、テーブルの上に一通の手紙があった。
「まさか!?」マヤは慌ててその手紙を開いた。



『マヤさんへ

急にいなくなってごめんさい。
でも、これ以上マヤさんといたら帰るのがさみしくなるから一人で帰ります。
ぼくはウソをついていました。ごめんなさい。
速水さんの子どもっていうのはウソです。
ぼくは速水さんのしんせきの子どもです。
げき団に入っているので、速水のおじいさんに「春休みのアルバイトをしないか?」とさそわれ、おもしろそうだったのでやりました。
最初はマヤさんがだまされているのがおもしろかったけど、だんだんかなしくなりました。
おじいさんは、ぼくがたずねていったらすぐに追い出されるか、マヤさんが出て行くかのどちらかだといいましたが、どっちでもなかったです。
本当にぼくのことやさしくしてくれると、だましているのがつらくなりました。
だから、ぼくは出て行くことにしました。
マヤさんといるととっても楽しかったです。
速水のおじいさんには「マヤさんはとってもいい人だった」と言っておきます。
マヤさんのこと大好きでした。

速水 和己』



「かずみ・・・本当は和己くんだったのね。」

マヤは手紙を読みながら涙を流した。本当は真澄の隠し子でなかったことがわかって安心するべきことなのに、何だか胸の中に穴が空いてしまったようなそんな 感じがした。寂しさを感じる事はあっても、今回のことを計画したはずの英介や速水家の人たちを恨む気持ちは沸いてこなかった。

その翌日、早めに帰国した真澄がマヤの所へ帰ってきた。

「ただいまマヤ!ほら、おみやげ買ってきたぞ!劇場も決めてきたぞ!」

にこやかに笑う真澄にマヤはそっとすがりついて目を伏せた。

「どうした?ただ寂しかったという訳じゃなさそうだな?何があったんだ?」

「ううん。何にもなかったの。ホントよ。ただ、速水さんの顔を見たらホッとしちゃって泣けて来ちゃっただけ・・・それだけ。速水さん、おかえりなさい。」

真澄もそれ以上は何も聞かず、優しくマヤを抱きしめてやった。






その翌日、真澄が息を切らしながらマヤの元へやてきた。
マヤの姿を見るなり、いきなり抱き上げてグルグルと回って見せた。

「マヤ!やったよ!ついに親父が俺たちのことを許してくれたよ!次の休みにマヤを屋敷に連れてこいって!みんなに紹介しようって!」

「ホントに?ホントにお父様が・・・?」

「あぁ、でもどうして急に許してくれたんだろう?何か今までマヤのことを誤解していたようなことを言っていたな。マヤなら朝倉や使用人たちともうまくやっ てくれるだろうと言っていたが、親父と何か話したのか?それとも会ったのか?」

マヤは真澄に抱き上げられたまま、そっと真澄の首に腕を回すとその耳元で囁いた。

「速水さんがアメリカに行っている間、ここに天使が来たの。確かにいたのよ。その天使のおかげなんだわ、きっと。」

「天使?」と、不思議そうに自分を抱きしめている真澄に、マヤが少し照れながら続けた。

「ねぇ、速水さん。もし、将来子どもが生まれてその子が男の子だったら、名前は『香澄』ってつけましょうね。」



2003.3.26



<Fin>










□きょんさんより□
わはは・・・性懲りもなくまたやってしまった。  
今回はオリジナルでございます。  
「真澄さんの隠し子」って、一度使ってみたかったんです。  
チンケなテーマだと笑って読み流してやって下さい。  
で、今回は真澄さんほとんど出てきません。  
私って実はマヤちゃんファンだったのだー!





□杏子より□
事前にきょんさんから「速水さんに隠し子!」というお題を伺っていたので、こ、これは!!と真っ青になって読みましたよ。
読んで安心♪天然マヤちゃんのその優しさとあったかさがほわ〜んと出てる作品ですね。
この悪戯な天使のおかげで、二人はめでたくゴールイン!とオチも鮮やかでした。
なんだかとってもいい話だったので、壁紙も爽やかに青空で。…ってじつは、隠し子の壁紙なんて分からずの苦肉の策なんですが…。
きょんさん、ほっとさせてくれてありがとうございました!!





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